古布のご紹介


by saiyuu2
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木綿型染め 刷上代(すりじょうだい)染め 風呂敷 です。
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刷上代 型染め サイズ88cm x 91cm
「小紋を置いて地染めをし、その上から中柄の型で摺彩色を施したもので、カチン墨の黒色や五倍子の鼠色、生渋の茶色などで彩色を施した一般的にじみなそめものであった。
明治15年ころまで良く見られたが流行にあった明るさが得られずにしだいにすたれた。」

江戸期の風合いの良い木綿ですが、風呂敷で使用された為 多少よれてます。

着物などでも幕末期は、茶色が流行の色目の一つだったようです。

なんとなく不穏な世相が反映された色合いが庶民の布色目となっていました。

手紬のよいふうあいがまだまだ庶民の染織に残っている時代です。
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余談ですが、この時代の木綿布が使用された襤褸は、ボロというより いまとなっては、ぜいたく品の感じがしますが、美しく継ぎ接ぎされた 着物は、たいへんFolkyな味を持った 心惹かれるアイテムでした。
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ではまた
# by saiyuu2 | 2017-09-18 17:38 | Comments(0)
大原女染 型染め木綿 帯です。
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御所染 二種類の型染め 幅33cm x 長さ312cm 幅は、13.5cmで細帯として
使用された痕跡が有ります。

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御所染 三種類の型染め 幅 32.5㎝ x 長さ 319cm
中央の16.5㎝が表に出る部分です。織幅の中に等分に三本の織り目あり。
型紙の送り幅 13.5cm

御所染をしらべると以下のような解説を見つけました。
「寛永(1624~1644)頃、女院の御所で好んで染められ、官女などに賜った染め物。また、その染め方。これを模したものが各地で流行したという」

木綿布は、撚りの緩い 厚手の木綿布で藍型染の中に弁柄朱色が散らされています。
1と2では、使用された型紙の数が異なりますが、意匠はほぼ同類の構成と思われます。
明治以降の大原女染布と布材は異なっています。この1,2に関して上記解説によるところの
「各地で流行したという」の名残がこのアイテムに遺されたと思います。
正確な記述が存在する近世アイテムもまだまだ 実見が足りず 接点の判断できません。

兎に角  江戸期の風合いの残る木綿布に 歴史に遺された記述をおぼろげながら 近づけたいと思います。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-09-12 17:03 | Comments(0)
藍染 起毛木綿 絞りです。
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綾織木綿布に藍染絞りで加工しています。
京都書院 日本の染織 日本の絞り P17の解説とおなじ布材 加工となります。
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ここまで 藍染 絞り起毛木綿の鎧下です。

ここからは、藍染 絞り起毛木綿布 断片です。
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絞り糸がまだ残っています。
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板締めによる型染めの藍染め起毛木綿布野良着を 山形県 庄内地域で以前は散見することが出来ました。
それは、この地域の独自風俗のような存在アイテムです。そして、このアイテムは、少し加工法を変えて同じようなアイテムが時代を経て受け継がれていました。

 始まりの素材は、舶載アイテムですが、時を経て日本文化に溶け込む起毛木綿アイテムとなりました。

庄内地域は、その裕福さから 本邦でも他に類を見ないほどのアイテムの伝承品が遺されました。



画像の鎧下は、近畿地域で採集されたアイテムで、断片布も近畿地域の採集です。


ではまた
# by saiyuu2 | 2017-09-09 17:15 | Comments(0)
大麻と梶の混ざり織です。
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縫い合わせる糸ももちろん 麻糸です。
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岩手の農家で使用された 自家用アイテムです。
大麻と梶で織られています。

どのくらいの時間をかけておられたアイテムか わかりませんが、織の乱れは随所にあります。

糸の時点から 績んだ部分 結んでつないだ部分と つなぎかたも その時の気の向くままのようです。

その気分次第の作業が味のある風景を作り出しています。  

麻糸・梶糸の残糸と、自然体で何の制約もない作業がFolkyな味わいを生み出すことができるのでしょう。
きっちりと整った美しいものは、流通アイテムとなりますが、気まぐれに

ざっくりとした暴れ織は、それ自身が「希少布」となります。

ではまた

Boroの集合写真
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# by saiyuu2 | 2017-08-25 14:09 | Comments(0)
襤褸 二題です。
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ここから 襤褸足袋です。
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ひとつは、程よく擦れた木綿布野良着です。
穴が開いてやぶれてしまう寸前の寸止めです。
これもほど良い程度の作業の結果でしょう。すべてが大事に行われた御かげを持ちまして「いい感じ」の襤褸は遺されます。

もうひとつは、ビロード仕立ての上等の足袋がおさがりとなって刺し子でぎりぎりまで補修されました。
これらのアイテムは、時代を経て大切に使いわれ なおかつ次の出番を待って保存されました。

いつの時代も しっかりとして無理なく行われた仕事の産物として 

心地良く鑑賞される「襤褸」が遺されます。 

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-08-20 19:05 | Comments(0)
木綿 型染め 被衣です。
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これは、江戸末期 動乱の京都で使用されたアイテムです。
# by saiyuu2 | 2017-08-14 10:57 | Comments(0)
刺し子 袢纏です。
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庄内地方の刺し子胴着です。しっかりした織り込みの白木綿布に濃いめの縹色藍染木綿スレード刺し子です。
がっちりと刺し子されて仕事着よりもフィットした感じのフォルムです。
首回りも中に何か含まれているようで、作業着とはかけ離れた仕様です。
江戸期の胴着 すぐに実践しようができるようだと鎧下となります。

少しの使用感はあるものの さらなる実戦に至らずに残されたようです。

完全に防御を意識してがっちりと 十字刺し子で埋め尽くされています。
余計な刺し子文様など必要なわけもなく、感覚的に火消しの臨場感に似た 現場で使用される瞬時の動きやすさでアイテムが構成されています。江戸期の手紬白木綿が贅沢に使用されています。
このアイテムは、藍染を必要としない場での仕様です。
木綿布の柔らかさがぎりぎりの紙一重のところで大いに役に立つ階級の人々には当然 贅沢布ではなかったでしょう。

このくらいの柔らかさが江戸期木綿のほど良い「いい感じ」です。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-08-02 20:41 | Comments(0)
庄内の華奢な上手刺し子です。
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撚りの緩い藍染木綿布で、表側は藍染の濃いものを 裏側は縹色の物が使われています。

Wスレードで刺し子されていますので 仕事着刺し子の仕様ですが 木綿布を二枚重ねで使用してもこの柔らかさは打ち込みの緩い江戸期の風合いを持つ手紬木綿布を使用しているためです。 
Wスレードの太い藍染糸で刺し子されてもこの柔らかさが仕上がりにあります。
これが、このアイテムの使用目的を表しています。Sスレードで刺し子される飾り刺し子のさらに華奢なアイテムよりも「あの仕事向きのプロテクト感」をWスレード刺し子仕事着感をすこし醸し出しています。この場合、それで十分見映えは良かったようです

男の指で刺し子したものとはっきりわかる分厚くてごわごわのアイテムの一群が有りますが、それらは、江戸期にお抱えの「おとこし」による刺し子と考えられます。(刺し子を生業としたおとこし)

木綿糸も針も貴重品であった時代に自身の構成・製作力だけを頼りに刺し子する刺し子者の遺した
アイテムには「晴れの日」に洒落て着る物、わきでそれを支える人が着る物があったようです。

遺されたアイテムから様々なことが判ります。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-08-01 17:40 | Comments(0)
刺し子 小さい物の資料 画像です。
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# by saiyuu2 | 2017-07-30 09:09 | Comments(0)
庄内 裂き織 デンチです。       sko-002
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ここから内側前面です。
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庄内地域のデンチです。紙縒り、古手木綿裂き布、薇綿、束ねられた木綿糸 などが自由に並べられています。

売る為の製品を作った後に余分な糸は、遺されました。それらが、幾分か布材を構成できる量がたまれば、有難いことに家人向けの衣料として残り材で作られました。

こんにち遺された庄内染織は、揃えられた規格を持つ 紙縒り製品、刺し子、裂き織などが有ります。それらの種類は、かなりの種類があり増す。しかし、これらの範疇を離れて お家に遺された素材のみで構成されたアイテム時折見かけられます。

今回のアイテムは、裂き織、紙縒り、遺された薇布他でまことに雑然と織られています。

整然と布材が揃えられて仕上げられた製品が価値ある物の対象となったわけですが、この様に雑然としたアイテムは、この地域独特の布材のあまり素材で仕上げられました。
それらは、換金アイテムでなく
家人がお金をかけることなく頂ける誠に「ありがたい品」として 家人たちの役に立ったアイテムと思います。
しっかりとした製品としての庄内染織アイテムを多く見てきますと、時には脇道にそれたところにあるこの「希少」アイテムにも こんにち的 面白さを見出すことができます。

 自然から頂いた素材は、捨てる事なく 全てを使いきって自然にお返しする。

 色んな身分の庄内人の心の中には、どなたにも同じ気持ちがあったようです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-07-28 13:22 | Comments(0)