古布のご紹介


by saiyuu2
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漆塗り揉み紙子と型染 絞り他の中着です。
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胴抜き部分は、漆もしくは、柿渋を含ませて手もみした紙子と思われます。

他の部分は、型染と絞り染めとおまわれます。

画像アップしてみました。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-01-22 15:52 | Comments(0)
きょうは、久々に筒描きです。
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# by saiyuu2 | 2017-01-21 15:27 | Comments(0)
おはようございます 子供の庄内刺し子 藍染木綿足袋です。
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この襤褸足袋 持ち主の足のサイズは、16センチくらいです。

鼻緒で強く擦れた部分に穴が開いたため これは、補修のための布が当てられ 藍染されたWスレードで再び刺し子されています。

このサイズの足を持つ子供が寒い中 自分の身の丈でできる「お仕事」に一生懸命精を出したのでしょうか。
残念ながら この時代 その子らには、冬用の足袋など与えられるべくもなく 小さな足がなすすべもなく耐えるだけでした。

あっという間に大きくなる年頃の子にはめったに足袋など設えていただけませんから、どこか裕福なオタクの子たちの「お遊び」の痕でしょう。
それでも貴重な品は世代を超えて 大事な次世代の子らの為、大切に保管されました。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-01-06 19:25 | Comments(0)
あけまして おめでとうございます。
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それなりに選んでおいてよかったかなと思える 酉年の「つる」です。

目が合うと確かに鳥の目です。

何かを主張してる風でもないです。力の抜けた自然体です。

絶妙な墨書きのおかげで 意匠は琳派的印象を持ちます。

そして、赤地を忘れ ふくらみのある3dの白に眼がふれます。

赤、白、グレー、黒、 特に白 眼に心地よきバランスです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2017-01-01 11:55 | Comments(0)
おはようございます 襤褸です。
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ここから表側です。
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庄内地域の襤褸は、何点かご紹介してきましたが、
この襤褸が使用された時代は、聡明な指導者のおかげで人々が裕福でした。

上方から使われた木綿が俵で大変多く移入され より綺麗で使われた期間が短かった オリジナルに近いような木綿布は、何種類もの小片アイテムが継ぎ接ぎされて必要な大きさの布地となり
さらに着用可能なアイテムへと変化しました。

もっとも 上等な事は、未使用の布を反物で求めて 用途に応じて裁断された布を着物や野良着などに仕立てる事ですが、小さな布切れで求められたものでも 継ぎ足していけば のちに求めに応じたアイテムとすることが出来たようでした。

そのためにはもとより針と糸が欠かせぬことで お陰様で江戸期であろうとそれを手に入れる事は、この地域でたやすいことのように見受けられます。アイヌ民族の方たちは、夜に針をなくした女性が大変な悲鳴を上げたと聞いています。そこまでいきわたらなかったのか 北国の産物の交換材料として 裁縫道具などにお上からの制限があったのか、詳しいことは存じませんが、幸いにしてここ庄内では、針と贅沢な木綿糸がふんだんに出回っていたようです。

そのことは、今回の襤褸を見るうえで重要なポイントとなります。

アイテム全体が藍で染められた太いシングルスレードで刺し子されています。もっとも基本土台となる部分から木綿布に木綿糸で刺し子されています。最初は、継ぎ足しなどなかった美しいアイテムでした。シングルススレードで仕上げられているのでこのアイテムは、当初晴れの日に使用されたと思われます。時代は下り次第に野良作業などの時にも着用されるようになり、色んなほころびが生じ、補修のために藍染無地木綿布が継ぎ足されました。

表側と裏側は、時期を経て何回も逆転しているようです。

その都度その都度の適度なダメージが生ずる 作業によって その部分は摩耗のあとを補修されていきました。ほど良い作業への心掛けから自然とほど良いダメージが生じます。そして、これらのアイテムの存在があります。

ここ庄内では、このタイプの襤褸が全く残っていません。かろうじて、小ぎれいに整って修復された野良着等が、以前は少し散見されました。このレベルのダメージの修復にあまり興味を示さなった時代と思われます。基本土台と後日の補修に時間の流れを見ます。整った修復が通常とされる時期以前の修復です。少し前にもある人から「刺し子!あれは、ぼろだから」とお聞きしたことが有ります。このレベルのアイテムは、この地で ほとんどの場合破棄される風潮にあったようです。

しかしながら、古さが感じられる 状態の良い刺し子アイテムは、稀に遺されています。

他の地域では、 http://saiyuu2.exblog.jp/21793724/ 夜着の裏地ですが、来客の多さを誇示したのか 物持ちの良さで堅実さを表したのか、江戸期の木綿に麻シングルスレードで摩耗の「擦れ味」を独特の「襤褸アート」的に表現した地域の存在があります。これは、表側の木綿筒描きは、全くの未使用アイテムでした。表皮だけを何度か取り替えていたようです。

現代 我々は芸術的な印象を持つ襤褸を鑑賞します。それは、その奥深くに潜む色んな地域の風俗・習わしの独特の表現を鑑賞している事になります。そこには、地域・時代の相違も存在します。私たちは、そこに興味を駆り立てられるのでしょう。時代がさかのぼるほどその違いは、明確なようです。

江戸期の素晴らしい風合いの木綿の片鱗が美しき労働の遺産として遺されました。

それでは
# by saiyuu2 | 2016-11-15 00:00 | Comments(0)
おはようございます 青森刺し子です。
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青森は、明治から大正期にかけ 生業としての刺し子者の存在を見ます。

桁違いのバランス感覚で曲がりくねる柔らかい布地に規律正しく刺し子されています。
そして、出来上がりに当時の「有り難い」文様を気持ちよく見ることができます。
そのアイテムは、数百枚の青森刺し子に1点の割合で存在しましたが、現代では全く見ることなく先のコレクター様小冊子にも僅か数点の掲載を見ただけでした。
時代が変われば、「ありがたみ」もだんだん薄れてくるようで 手業を駆使した一点の存在は忘れ去られてしまいました。
そしてその「ありがたみ」の端くれでもご存知な人達に細々と伝承されているのが現状です。
しかし、このIT万能の時代に刺し子界の片隅にあったアイテムに襤褸という形で
また日の目を見ることは、形はどうあれ その昔の手わざ者の技術を芸術物鑑賞の世界で評価されることは その影響が次の世代に遺されて意義のあることと存じます。

青森刺し子は、これらを大きな体制と捉えてもその前時代の苦しい時代の伝承が有ってのことと存じます。

それはまた 画像がそろい次第  それでは
# by saiyuu2 | 2016-10-14 04:17 | Comments(0)
おはようございます 昨日の続きです。
ここから4画像は、この刺し子の内側です。
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ここまでがこの刺し子内側画像です。
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お判りのように ダメージができたところに別布と刺し子が足されています。
これがもっとも多くの継ぎ足し刺し子に見られるタイプです。
裏側から見るとただの刺し子ですが、表側には何か意図するものが見えていきませんか、
それが刺し子者によって遺された「しゃれ」感覚と思います。
もちろんそのことは、補強を念頭に置かなければなりません。

最初にオリジナルの刺し子があって2,3種類の木綿布で構成されています。
襤褸と呼ばれるには、ほどよい労働の痕が色濃く残ることで補修を余儀なくされ 別布そして再び刺し子が施されることで出来上がります。襤褸を作る事が目的ではなく ほど良い労働の為に役立つ補修ではありますが、この時代には幸いにして上質の白い糸がふんだんに使用可能だったようです。
オリジナルの刺し子糸と後の白い糸は、質も形状も異なります。
刺し子者は、別布をえらび刺し文様を自由に選択出来ることが与えられますが この場合 取り急ぎ直線を選択したようです。
単純な直線模様ですが、刺し仕事の気分の調子が刺し跡には遺されます。微妙に変化する所以はそこにあります。
M氏は、そのことを強く感じ取ったはずで、それが購買の大きな要因でしょう。

刺し子は、その地域に根ついた風習言い伝えを背景にして遺される物で、文様はかなり異なります。もっともそのことが全てでなく人の地域移動によっても微妙な変化文様が遺される場合も結構あります。上からの規制の緩くなった時代だから存在したものもあるようです。

もう一日だけ これ続けます。

それでは
# by saiyuu2 | 2016-10-13 08:55 | Comments(0)
昨日からの続きです。
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M氏がこれを入手されたときは、かなりの歓びが有ったと文章にみることができます。

青森地域某氏のコレクションの中には、このタイプの襤褸が刺し子の範疇にもっと数あるような気がしましたが、意外と集められた地域が違うのか 残されたアイテムは、少ないようです。

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弘前あたりは、もともとの城下町でしっかりした経済的基盤が江戸期以降も近代まで続いていたようで 遺された刺し子の形態にその背景を見ることができるようです。
そこには、秋田で花開いた木綿藍染浅舞絞りを基本布にくろ色糸と白色糸で刺された二種類のアイテム群が有ります。当時の若い衆が祭事の時にも「晴れの日」の労働着として着用されたようです。
その昔には、かなりの数量を見ましたが、近年では、稀です。青森某氏のコレクションにはかなりの数量が遺されたことが小資料に掲載されていました。経済的な繁栄を背景としたこういう衣料は、必然的に遺されたようです。他にも同じような地域は、幾つかあります。

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この刺し子着のように白い糸で刺し子されたアイテムは、弘前の東部当たりの地域で幾つかの採集品に出くわしたことが有ります。昨日も申しましたが 襤褸に強い関心がないことは今よりもさらに強く、記憶には ありますが当時は収集の対象ではありませんでした。
しかしながら、摺り込みによって記憶にある物は、3点ありました。今の時代にかなりマッチしたアイテムでしたので近年トアル小画像を見て「あ、こんなとこにあったか」と直ぐに確信できました。

明日に続きます  それでは
# by saiyuu2 | 2016-10-12 22:22 | Comments(0)
きょうは、刺し子です。
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10年くらい前にこの刺し子の画像をNHK「美の壺」の本で見たことが有りました。

強く興味が有ったわけではありませんが、近年の襤褸ブームの影響で「ちょっといいな」と憶えていました。


ーーー元来は、襤褸に強い興味はなく、ランダムな刺し味が程よくいいねぐらいの記憶で
今でもあまり使用感のない綺麗なアイテムを最上としています。

未使用のオリジナルアイテムとは、奉納されたアイテムに「触りがたき」を感じるようなことです。
光っている感じです。いつの間にかほど良い使用感の美しさに立場を逆転されてしまいましたが、それなりの輝きは「いい感じ」の物です。
世間の流行具合という背景は、いつの時代にも染まることを跳ね返すにはかなりの信念がいります。
しかし、力が入りすぎると楽しむことは「お気楽」から離れていきます。流行の中でも次の流れに入ることをにらみながら今日の潮流の早さを直視します。

いずれにしても潮流は、変わる物で 最初の舵を切ってみようと思います。ーーー


Mコレクター様から放出されたアイテムですが 入手して記憶の奥底から「程よくいいね」を呼び起こしました。
記憶の整理は、即座に完了 あれだったかとすぐに確認できました。
書籍に青森にて初見し何年後かに入手と記載された文章を拝見し これに間違いなしと確信。
どうしても記憶に擦り込まれるとあらためて思う。

画像のアイテムの事は、明日にでも  それでは
# by saiyuu2 | 2016-10-11 21:14 | Comments(0)
きょうは、江戸期の子供着物です。
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江戸期のこども江戸小紋着物です。腰替わりに筒描きの海老が描かれています。

このころから腰替り文様の子供の着物が意匠化されてきたようです。

この時代以降の熨斗目文様子供着物のはじまりは、この辺りでしょうか。

大人の熨斗目着物の腰替り部分に絣文様でなく「祈りの絵画」が表現されています。

裏地の樺色と全体の木綿の風合いが確実に江戸期を示しています。

儀式としての着物といえ子供仕様には、若干の可愛らしさが求められました。

今となっては、ほとんど見かけることのないアイテムです。
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それでは
# by saiyuu2 | 2016-09-29 17:18 | Comments(0)