古布 木綿 紙縒り 藍染め Cotton Paper Indigo Japanese antique textile
2014年 04月 23日
以上の画像のアイテムが庄内地方で多くみられた紙縒り・木綿 交織の着衣アイテムです。当時庄内では他にも、色々なアイテムで紙縒りを利用しました。
紙縒り織りは軽くて暖かく 外からのショックにも幾分耐えられる素材として普及しました。雪深い寒冷地だったので、用途を見ると防寒に主眼を置いた時代もあります。渡来物も少しあります。 他の素材でも 庄内では、残った木綿、残った網麻糸、残ったじんぴ繊維なども活用しました。
裕福で賢明な庄内の人たちは、色々な織り方を試みました。わずかですが「余芳」のごとくそれらは遺されています。まだ見ぬ民間染織です
美しい風土から生まれた庄内(および東北)染織 「日本染織遺産」が在るならば登録をお願いしたいですね