古布 木綿 型染 麻 野良着 Japanse Antique Textile Katazome hemp Noragi
2016年 01月 17日
岩手でお好みの麻布に型染を施したアイテムによる子供晴れ着です。
色入りの小柄は、小柄自体に江戸っぽさを感じますが、着色されたことで その地域独特の風合いを出しています。他にも 太手麻の藍小柄型染の武士使用のごとき 江戸期仕事着の存在が有り、江戸期は小柄の藍型染めが武家なのか農家なのか 半農半武士が使用の農耕「晴れ着」がこの地の大人にも子供にも使用されたと思います。
その場合でも、表はオリジナルの壱枚もので仕立てられていますが、裏地は江戸期の木綿のはぎ合せです。
江戸期の禁令による 木綿の貴重さがしのばれます。
布材の貴重で乏しい場合 継ぎ接ぎは、やむを得ないことで これとてギリギリの選択が有ったのでしょう。
そうゆうシーンから考えつくデザインに大切な布を手際よく仕立て上げる事の貴重さが現れます。
Wスレードの刺し子横糸と襟のステッチについては、後日 ご紹介します。
ではまた