古布のご紹介


by saiyuu2
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古布 木綿 江戸期庄内 刺し子 Japanese Antique Textile Edo-period Shonai Sashiko

今日は、すこし「スレ味」の江戸期 庄内 刺し子です。
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この刺し子の背から首回りに使われた 江戸期木綿布の拡大画像です。
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ここから内側です。
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江戸期の庄内刺し子の文様は、この場合はざっくりいうと斜め枡刺しです。

庄内刺し子研究会の調査によると他にもいろいろな文様が有りますが、
その由来は、平安時代から都との文化の移入が有った事でもわかります。

撚りの強い木綿wスレードで刺し子してあります。指などに結構な筋肉を蓄えた人じゃないとこの仕事は、前に進まないと思います。このアイテムは、これ以降の刺し子アイテムに比べて硬さに抜きんでたものがあります。手触りがFolkyな江戸期木綿布が二枚重ねられて刺し子されています。

強靭な針と技術的にも何か上級のことがないと容易に刺し子できぬアイテムと思います。
近年幾つか遺されたアイテムが散見されています。これは庄内酒田の一部地域で伝えられた良き方法で仕上げられたアイテムです。
後の時代の庄内地方刺し子アイテムと比べると刺し子の密度がかなり違います。

この刺し子と同じ手触りの木綿布を近江の江戸期刺し子たっつけに見たことが有ります。
基本の木綿布は、あくまでも仕事着レベルに使用できる強度があることと、刺し子縫いしやすい木綿布であることが共通しているようです。

庄内と近江は、庶民が裕福なことが共通しており、針・木綿糸の調達が容易であったと思われます。

江戸期封建制度の中でも 流通が盛んで商業に密着した農業のある土地に当時としては、ぜいたくな木綿布を使用した刺し子は、農家庶民の仕事着に素晴らしいものが遺されました。

でわまた
by saiyuu2 | 2017-05-25 14:09 | Comments(0)