古布のご紹介


by saiyuu2
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古布 木綿 山形刺し子 Japanese Antique Textile Yamagata Sasiko 

江戸期 山形地方刺し子3点目です。 S-004
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ここから背面です。
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藍染木綿地に麻糸緯刺し子です。
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麻地に麻糸緯刺し子です。
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太く撚りのほとんどない麻糸による緯刺し子です。

ここからは、内側です。
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裏側はもとより表側も木綿布と麻布が継ぎ接ぎされた布で構成されています。
後世に、表側全面に麻布、裏布に木綿布が使用されたアイテムが伝統的に引き継がれた地域が有ります。
今回のアイテムは、江戸期の様式を全体に漂わせたアイテムで 後に一般的となる 木綿糸で刺し子することが このアイテムにほとんど見られません。
以前にも 江戸期 木綿糸は、価値あるものでたやすく手に入る物ではないとご紹介したことが有ります。
ここで使用されている構成を見ると撚りがほとんどない太い麻糸で刺し子されて、
江戸期 しかもかなりの過疎地で製作された「希少アイテム」であることが判ります。
形式的には前日までの2アイテムなどが、この刺し子の影響をうけた物なのかもしれません。
採集地はやはり新庄付近です。
後に影響を及ぼした原点のアイテムを探し出すことは、こんにちでは容易なことではありません。

裏地の木綿布も古手を継ぎ足し継ぎ足して布の形状をようやくなし 普段は見えぬ裏地なので見映えにはあまりこだわっていないようです。

今は、そこに「Folkyな面白味」を見出せるのかもしれません。

これまで その顕著な流れが何種類かのアイテムにも存在しています。

でわまた
by saiyuu2 | 2017-06-06 01:06 | Comments(0)