古布のご紹介


by saiyuu2

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おはようございます  きょうは、庄内暖簾です
筒描きは、筒から押し出す 防染糊で 白い線・白場を作り 白場には、さし染めか浸け染めで違う色を出すことで紋様を表現しています。

線描きのみで、動きを表現することは、かなりの技量を要する事です。そして、白場を作り出しても デザイン力が出来、不出来の決め手となります。

図柄ほか、注文主の求めに忠実応ずることが、ベストの仕事です。

下記、43と45は、他所のあいてむです。線描きだけの作品です。
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 庄内ノレンと言う範疇の作品群を精査すると、のれんに求められる 祝儀物と言う主題から離れることなく 表現者の技量で 躍動的となるも閑静となるも 作品には 上質の表現が、はっきりと現れます。

質実剛健を旨とする土地柄故 多色な作品を作る背景など元より無く、そのありあまる創作意欲が「飾り無用のたくましさ」のデザインを表現し、 少しばかりの差異を 明確にすることで技量を示しました。

静かな落ち着きを望むもの、躍動感を望むもの、いずれにしてもその家の軒先に掛け、否応なしにも目立つ存在となる 庄内商家の大きなブランド物です。

アイテムによっては、軒先ではなく、家中に掛けたと推測されるアイテムも在り、巧みに時節を表現した物も在ります。

裕福な土地の、落ち着き払ったデザイン力と 微妙な好みの違いを 感じつつご覧ください。 
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No5とNo31, 採集の時期に長い年月の開きがあります。15年位でしょうか。

別れ別れとなった 一対の庄内麻暖簾が 時を経て気付かぬうちに ワンペアーとなりました。

ブログ書く為の下調べで判明しました。

しばらく、暖簾シリーズ続けます。 落ち着いた デザインにご注目ください、シリーズ終了あたりで他所のアイテムも登場します。
by saiyuu2 | 2014-06-30 05:55 | Comments(0)
おはようございます 久々に古布 木綿 野良着です
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上半分が横手絣 下半分が浅舞い絞りの野良着です。元は、どちらも着物(浴衣)だったと思います。

明治頃のまだまだ手紡ぎ糸の風合いの良い 木綿布です。

浅舞い絞りは、この時期以降 量産されたためか、小紋のような柄付けが 主流です。

横手絞りに関しても同様の事が 言えるようですが、初期浅舞い絞りのような 絵羽柄の絣は、初期には、なかったようです。

昭和期には、絵羽柄の絵絣も登場してきたようですが。

どちらも量産化されてくると 機械織りの極細で洗練された 上手布となってきます。




機械により いかような細い繊維も可能な現代に 少数派の人々だけが 太さのまばらな手紡ぎ糸布を心地良いと感じているのでしょうか。 

木綿 絹 麻 布に限っても精密と おおらかさの癒しを比較できる時代となってきました。 

完全に完成された着衣生活が 背景にあっての 贅沢な比較でありましょうが

おおらかさの残る ランダムな布は、Healing artとなるでしょう。 これからも ご紹介させていただきます。
   


おしまいに 明治期以前は、圧倒的にち密さに軍配が、あがっていたものとおもわれます。
by saiyuu2 | 2014-06-28 05:14 | Comments(0)
おはようございます 幕末期 麻 藍染め 着物です。
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ここから、内側の画像です。
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軽々しく藍染めを語ることはできませんが。 

色々見てきた藍色でこの麻に染められた大変澄んだ 深みのある、濃い紫とも言えるような藍色が自然藍を使用した もっともクリアーな藍色と思います。

この着物は、岩手県独特の鎧刺しと呼ばれる シンプルな太い麻糸布 刺子 着物です。

表と裏地(表布同様の太い麻糸布)はあわせになっています。殆ど重ねの状態でわずかな刺子が施されています。

表布は、藍の浸け染めで  濃密紺ともいえるほど濃く 浸け染めを繰り返したアイテムです。

裏地布は、藍の引き染めで きらきらした上質の薄藍が感じられます。

表裏で、このようにシンプルに 藍無地の上質感が 表現された アイテムは 他に見たことがありません。

地方なりの 伝承と 心地良さが 永年 受け継がれてきたもので、 現物を手にとって見ることができる 貴重な 藍表現です。
by saiyuu2 | 2014-06-27 05:12 | Comments(0)
こんにちは、今日は 火消し袢纏です。
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火消し袢纏は、本当に硬質で ごわごわの昔のプロテクターです。これは、仕事のない時ご祝儀の時などに洒落て 目立つためにはおりました。

町衆たちが「伊達者」となり民衆に強く「いなせ」をアピールするためのアイテムですです。

今よりもかなり体格の小さい人たちが着た物と思いますが、その動きは、ごわごわによってかなり制限されていたことでしょう。

これ一つで、火事場にも、祝儀の列にも間に合わせたようです。  全くシンプルな生活哲学です。

ただ一着の裏と表で事足りるのですが、その着用哲学には、火消し者の色々な「思い」がこめられているはずです。 

同じ時代を生きても、農家の「思い」とは別の生活哲学が、着衣の形に強く表現されます。
by saiyuu2 | 2014-06-26 16:58 | Comments(0)
おはようございます きょうは、子供 着物 裾がら 見本帳です
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子供 麻 着物裾がらの  見本帳を 取り上げてみました。  

現在、残っている 文様 おめでたい物は 無難な鶴亀・松竹梅等が 多いですが 

中には、かなり変わった図柄も存在しています。 特別な注文であれば さらに 奇抜な柄があったでしょう。

全て 麻 子供 着物の為の裾がらです。 
by saiyuu2 | 2014-06-25 05:35 | Comments(0)
おはようございます 今日は、琳派ポい画題で 絹 麻 子供着 2点
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祝儀物に多い 鶴柄で 色々な 目出度き画像を 探しだすのも 面白いでしょう。



多くの子供着の中に あなたの テイストを 見つける「旅」に 出てください。 

多彩なアイテムに存在する「心地良さ」を知れば、 「いい感じ」の 形は、きっと見つかります。



画像編集後 子供着 グレードアップ シリーズを いずれ ご紹介したいと思います。
by saiyuu2 | 2014-06-24 05:20 | Comments(0)
おはようございます 今日は、岩手地域の 大麻 型染め 子供着 です。2T
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これは、岩手地域で採集された 太麻 型染め 子供着 です。

元より 子供用の野良着等 一つ身より少し大きいぐらいのサイズは あるわけもなく 

多くは、大人サイズの野良着、馬掛け等で 常盤紺型の藍染めを この地域で 採集しました。



参考までに下の画像は、他の地域の本当に小さい刺子です。K  

超希少な 刺子アイテムです これは、刺し柄・形態から判断して小さいお子さんがなにかの鍛錬の為に着用した刺子です  
サイズ67cm x 68cm 
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今回の 常盤紺型子供着は、藍の濃紺地に朱色と黄色の顔料で染められています。 

馬掛けの、カラフルな顔料による麻の染織品は、良く制作されていたようですが。

野良着等の着物では、藍の濃淡  藍 白 ぐらいの染め方しかなく、 せいぜい絵柄で変化を付けるぐらいの物でした。 人が脇役となっています 多少濃淡で華やかなアイテムも 元は 農家の祝儀物で使い始めたと思われます。

この子供着は、全く初見であり 他に同類のものを見ません。 

何かの都合でこの太麻を 使った着物が 制作されました。 

単品で 子供着の存在は、 この地域で きわめて異例のことです。 

明治・大正期、 他県の農業地域をみると、 同一地域内の  同類衣料は、必ず多数 見つかります。
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参考までに、 男子物の「玉山スッパ」です。


顔料による 色型染めは、一部 「玉山スッパ」の女性物で存在しますから 制作手段がないわけでなく、

いかにも 岩手仕様のアイテムです。

この地域では、他の種類の子供着も 麻衣料で 見ることは 殆ど在りませんでした。

子の成長・繁栄は どなたも 祈願致します  しかし、  目に見える形は、環境によって色々 異なります。
by saiyuu2 | 2014-06-23 05:44 | Comments(0)
おはようございます きょうは、木綿 先染め 織り 帯 です. 2-3-10M WHB5-2
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右端から 採集年月日の古い順です 右端のアイテムは、20年ぐらいまえに 一度 唐木綿と断定したことがあります。 

その後 右から順番の採集にいたって  同類と思って 一緒にしていますが、 おおよそ

の事すら分からず どこか地元の方々がご覧になられれば 誠に造作もなきことのように

思えますが いまだ審議の程は、確定できていません。

日本の民間、染織 多くの事 ご教授いただいた F先生、Y先生ともかなり ご無沙汰で 今更ながら 困っております

物事 欲したときが もっとも理解できるときとは 思いますが 民間染織に関しては、地元

でかなりの好事家がいらっしゃらないと 事は、スムーズにまいりません。

これに関しても どなた様かの ご教授を  宜しく おねがいいたします
by saiyuu2 | 2014-06-22 05:37 | Comments(0)
おはようございます きょうは、子供つながりで 御殿マリ です
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画像の取り方が 洒落てないので わかりづらいかと思いますが。

江戸期の 御殿マリ だろうと思います この物しか見たことがなく 拡大画像をご覧いただくと 糸状の物が見られ 例の糸巻きの手鞠の上から カバーのように 縮緬布で 覆われています。

白地と紅染め地に 染め分けられていて その上からさらに ツルカメ 松竹梅模様で 刺繍されています。

資料館、博物館の図録等でも見たことがなく 永年 そのままに してました。

どなたか ご教授 いただけましたら 幸いです。 宜しく お願いいたします
by saiyuu2 | 2014-06-21 05:12 | Comments(0)
きょうは、絹上質紬 筒描き 夜着です。
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size 223cm x 200cm (87.7" x 78.7") です。 日本で一番大きく、完璧なYogiです。その為、たぶん世界一です。
by saiyuu2 | 2014-06-20 15:41 | Comments(0)