古布のご紹介


by saiyuu2

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おはようございます 庄内の「コク」のある刺子 画像見つけました 14
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Wスレードの 江戸刺子 野良着です。刺しに程よい揺れがあります。

画像のように 硬質感は、下から支えてまっすぐに直立するかのごとくです。

刺しもかなり密なものがあり 斜め刺しのシンプルなアイテムです。

分厚い江戸期の手紡ぎ木綿を重ねてしっかり刺していますので、かなりの力仕事のように思います。

藍は 当時のよい藍が使われています、この時は これが唯一無二の藍だったのかもしれません。

後には、色々な手法がくわえられてくるようです。

よい藍、よい木綿、洒落た刺し手がそろってこそ アイテムの「そのこと」が、生まれます。

後日、きずいたこと加筆しようと思います。 今日は、この辺まで

ではまた
by saiyuu2 | 2014-09-27 09:00 | Comments(0)
こんにちは  江戸期 庄内 武家 刺子 道着です   13

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刺し糸は、太めの藍染めSスレードのように見えますが よくよく見ればやはりWスレードです。
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このアイテムの為に充分な木綿布と糸は、準備されました。

美しく整った「柿の花」文様は、これを生業とする刺し手によるものと思われます。

木綿布は、手紡ぎの誠に手触りのよい品を使用し、ゆるい縒りの藍染めされた糸で御注文どうりに仕事されています。

熟練の刺し手 十分な素材がそろって この出来があります。 この時代の武家だからこそ仕上がったアイテムでしょう。遺されたものは少ないです。
農民に比べ侍の数が少ないことがわかります。


しかし、

条件そろわぬとも 一生懸命なせば そのことは、アイテムに現れてきます

「そのこと」を、画像と共にご紹介できればと思います。
by saiyuu2 | 2014-09-26 05:10 | Comments(0)
おはようございます 庄内刺子です よくあるハンコ袖野良着の丈長めアイテムです。 11

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ここから 内側です
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この時代になると、木綿布は、紡績糸と手紡ぎ糸が 混ざって使用されているようにみえます、精査する事が 今後の課題です。 時代背景と共に刺子布は、変化します。

Wスレードで刺していますが、表面の縮緬しわのようなものは、「しぼ」が薄く ゆるい感じです。

もともと布の強化のための二枚重ねと刺し 外からの強い接触を緩める為(および保温の為)の「しぼ」と思いますが、画像からこのアイテムを見る限りでは、外表面の僅かな「しぼ」に比べて内側は、「しぼ」が殆どありません。

このアイテムは、裂き織のように丈が長めなので 浜側の使用アイテムと思いますが、こんな感じだと 保温効果は、わずかだったろうと思います。

この時代 それさえも大事なことだったのでしょう。     ではまた
by saiyuu2 | 2014-09-24 04:45 | Comments(0)
おはようございます 庄内 刺子です 10
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背面 背中中央のあたりの刺子が乱れています。

柿の花紋様も、整ったものと少し違います。  そのあたりを刺しているときに「心の乱れ」があったのでしょうか

いずれにしても最も目立つ処に 刺しこの乱れがあります。

刺子者にとって、平常心で継続する事が基本です。

継続できる平常心が、熟達者にとって「ちから」です。

「ちから」が整えば, 刺子は美しくなりどなたが見ても 良くできているなということになりますが

 一生懸命 違う何かをそこに作り出したい創作意欲が存在するとき 刺子の顔は、かわってきます。

それは、「へたうま」と 区別が つきにくい「雅味のあるコク」があります。

見つける方法はアイテムを沢山見ることです。

時代がさがるとそれは、段々表現されないこととなります。 その時代背景からでしょう。

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内側から見ても片方は、整い もう一方は、片端が圧縮されたように乱れています。

こういう形で遺されることは、めったにありません。 
by saiyuu2 | 2014-09-23 04:56 | Comments(0)
おはようございます 庄内物ひとやすみです
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明治期の加賀 刺子です。 自然藍で染められた木綿地に華奢な白Sスレードで芭蕉の葉の繊細な紋様が描かれています。木綿布は、打ち込みが良い繊細な風合いです。

明治期以降も江戸期のおふれが根づいてる地域とそうでない地域では、制作の根底に流れる思想にも大きな違いがあります。 前時代の影響が、確実に存在します。



加賀の刺子は、殆どその存在を知りません 繊細な加賀染めの影響を感じます。

でわまた
by saiyuu2 | 2014-09-19 05:43 | Comments(0)
おはようございます ありました 前日の刺子そのまま染めたようなアイテムありました。9

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ここから、うちがわです

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PCあればこそ こういうブログも可能ですが もう一歩前に進むためには、照明の事がかなりのネックになります

同じものを撮影しても 撮影のたびに画像の色が異なります。今後の大きな課題です

刺し紋様は違いますが 前日のアイテムと染色の工程は、同じと思います。

角あたりが四葉のようで、ラインも薄い縹色が 隠れ刺し等に比べて目につきます。

裏地は、縹色一色に美しく仕上がっています。 しつけ糸は、お決まりの麻糸で、刺子はWスレードの仕上がりが大変良く 整っています。 

加工が手慣れている分 どこかの職人の手によるものとも思えます。時代が下がればそいうこともありです。

欲を言えば現代に楽しめるような「雅味」があれば良いのですが、この時代になると 前の遺されたアイテムのコピーを目指したものが散見されます。

ひとつ前の時代には、手本となる 創造性がこぼれ出るアイテムがありますから その辺もまた画像見つけましたら 近いうちにご紹介いたします。

でわまた
by saiyuu2 | 2014-09-18 04:38 | Comments(0)
おはようございます しばらく庄内刺子です

藍甕に浸ける前の状態です
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ここから内側です
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この状態から 浸け染めして藍染めさしことなります。

藍染めすると 「ゴワゴワ感」がかなり増してきます。布の強化 防虫効果は、かなりのものです。

表木綿布は、一度古着の時点で藍染めされています 

裏地は、全くの染め無し地なので こちらが縹色に染まるころは、表は、濃いものとなります。

一見すると枡刺しですが、刺し方は、整った四角雷紋です。染色後に、角の調子、刺しのラインは、薄藍が目だって光り出すアイテムです。いずれ画像を見つけましたら そのアイテムを御紹介しましょう。 

木綿布は、いずれも手で紡がれた 風合いの良い 癒し系木綿です。

ではまた
by saiyuu2 | 2014-09-17 04:52 | Comments(0)
おはようございます 庄内刺子です
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ここから内側です。
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胴体部分と袖は、刺し手が違うかもしれません。

斜め四角雷紋は、外から順に刺して中央で収まりますが、途中何度も刺し仕事を継ぎ足したかのように終盤の締の部分が特に「ぶれ」まくっています。

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しつけ糸は、この時代 麻糸です。

でたち着物は、婚礼の時に持参するもので 生涯に足りるだけの物を持って行ったそうですが、基本自分で刺すことになっています。

裁縫の出来不出来で女性がかかわる重要な仕事の器量を見極めるわけですが、今回の件 なかなか「ゆれた」ラインがブレというにも厳しい物があります。

表面の絣木綿布、裏地の江戸木綿縞帳にあるような美しい格子縞木綿布、襟の型染め. 素材としては、その当時なかなか入手しずらい 申し分のない物を使用しています。

元は、何かのオリジナルを崩したものですが摩耗もあまりない良い状態の当時の古布です。

上手の薄手木綿を表裏に使い Sスレードで刺されたアイテムは、余裕のある「お家」がもたせた物でしょうが、如何せん 基本的な技量が厳しい感じです。  ちょっとした「晴れの日」のアイテムとおもいます、使用感が殆どなく 出番がなかったとおもいます。

色々な刺子、色々な人生が遺されています。
by saiyuu2 | 2014-09-16 04:56 | Comments(0)
おはようございます 庄内刺子です
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ここから内側です
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明治期から大正期のさしこです。

表地は、一度きれいに藍で染められた木綿布を、内側は つぎはぎの染め斑のある使い古した木綿布を使用しています。

刺子は、Wスレードで未熟というかFolkyというか、少し流れた感じの線がおもしろみをだしています。

このころになると 手紡ぎ糸と紡績糸が混じったも木綿布がでまわるようです。

でわまた
by saiyuu2 | 2014-09-15 04:53 | Comments(0)
おはようございます 酒田刺子です
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ここから 右袖 前面です
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いずれも一つの紋様単位で一センチ四方ぐらいです。中ほど上部の紋様が帆の連続ようにいつも考えてしまいます。

以下の紋様を刺子風にアレンジしたとおもいます、たぶん港湾労働関係者の監督をする立場の人の
羽織ったアイテムと考えますが。
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ここから前 全体です
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左袖 前面です
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続いて 背面です

左袖 背面です
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ここから背面ぜんたいです
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右袖 背面です
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両袖の文様は、肩山を境に前面と背面でへんかします。 上部から下方へ模様は流れています。

縒りのあるSスレードで全体を織物のごとくさしてあります。

 掛け声だけで場を取り仕切る人の刺子は 体を動かさずとも冷えぬように丈も長く, 全体に刺しで 盛り上げられた「シボ」で空気の層を作る為に、そして 威厳を見せつけるようにデザインされています。

当時は、まず「ミテクレ」から 身分を知らしめることが最も重要でした。

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by saiyuu2 | 2014-09-13 04:55 | Comments(0)