古布のご紹介


by saiyuu2
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<   2015年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧

こんにちは 木綿の風呂敷です
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出雲地方独特の染め方の風呂敷です。

タカハタで織られた木綿が使用されています。手紡ぎ糸ですが、広幅の
耳から耳まで99cmあります。地方ではあまり見かけないサイズです。

中国地方方面の染織事情は、把握し切れてませんが、この手のアイテムも
近頃では、殆ど拝見することが無くなってきました。

最近の民芸関係の書籍に若干似通ったアイテムを拝見いたしましたが、

このあたりでは、板締め染が有名で、名の通ったアイテムがまだまだ
遺されているようです。

地方には、このように存在が希薄になったアイテムが

今後 希少染織としていずれかで

遺されれば 将来何かのアイデアのヒントとなるかもしれません。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-30 02:53 | Comments(0)
お早うございます 越後上布 子供着物です 1.3tusd
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生地の色目が、縹色で珍しい色使いです。

藍の使い方は、もともとの自然藍の違いが軽く染めた時に現れるようです。

これは、藍の移入ルートの違いでしょうか その土地その土地の藍染料の違いは、同じ自然藍にも

見た目の違いが有るようです。

比較的江戸期の日本海側の土地では、美しい藍の使用が多かったように思います。

このアイテムに関しては、良いレベルの麻糸 自然藍が使用されています。

それは、やはり気持ちの良い 目が癒される 色の調和が有ります。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-25 08:40 | Comments(0)
お早うございます 紙縒り 野良着です
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ここから内側です。
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先だってご紹介した 紙縒り「鎧下」と少し 仕上がりが違います

これは、経糸に麻糸を使い 緯糸に麻糸、紙縒り糸、そして藍で染められた木綿糸が使用されています。
相当使い込んである為、元の繊維はかなり使いこまれた表情を遺し、あちこちに次世代の継ぎ当て布が見られます。

先日ご紹介した「紙縒り鎧下」は、経糸が麻糸で横糸のほとんどが紙縒り糸であったと記憶していますが、このあいてむの場合、風習的に遺されたような「鎧下」のような形態だけはおぼろげに引き継がれていますが、
後の変化がその時代の必要性を物語っています。長さもその時の使いやすさに変化し、持続的に使用して 人の動きに負担なきように構成されています。その為、外からの打撃による 最後の「鎧下的防御」の部分は、削除されてしまったよです。

鎧下アイテムを江戸末に作った覚えのある製作人による 作り覚えから生み出されたアイテムでしょう。
時は、流れても作り覚えと素材がそろう土地柄で有れば、似通ったアイテムは、用途、形態を変えて生み出されるようです。もちろん揃えられる素材しか利用できるものは有りませんが。
お侍さんが使用するものではないので堅苦しく考えなくてもよろしいようです。
しかし、この土地では珍しく、時代の離れた後補修が見られます。(稀に有りますが)そういうアイテムは、この土地では、稀少アイテムなので その家のこだわりがそれを遺させたのかもしれません。こののちに更に形態を変化させたアイテムの存在が有ります。

近日中にご紹介できればと存じます。     ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-14 04:22 | Comments(0)
続いて 紙縒り 飾り綱です
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これは、岩手県地方で使用された、「飾り綱」です。

紙縒り糸を筒状に編み上げて 一本の綱に仕上げています。

内部には、赤く染められた麻布の芯が見られます。 馬具用か神輿用などの催事に使用されたアイテムです。
ところどころに紙縒りによる後補・つぎあての跡が数か所見られます。 

後補の部分は、オリジナルに比べて自然藍の染め方がかなり少ないようです。

この地方では、ほかにも麻・ブドウ蔓など安価で強靭な綱が入手容易な土地柄です。

紙縒り網アイテムにこだわることに重要な意味があるようです。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-12 16:20 | Comments(0)
こんにちは、 紙縒り汗はじきです。
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紙縒りと大麻を撚り合わせた 太めの糸による汗はじきです。

紙縒りだけを使用した汗はじき等、紙縒りのみのアイテムは、色々なものが有りますが、

紙縒りと麻糸を撚り込んだアイテムは、これのみです。

基本的に、紙縒りと他の繊維の交織に関して 緯糸を紙縒りで、経糸を木綿糸、麻糸が多いようです。
稀に紙縒りと梶糸の交織などもあります。

紙縒りは、ほとんどの場合 反故紙が利用されています。 紙は、裏表 隙間なく描かれることで役割を終えるわけですが、紙縒りとすることで再び「役」に立つ素材となります。

当時は、その技術さえあれば使用された紙の最終的な筋道は、決まっていたようです。

士農工商において、武家・公家以外では 貴重な素材は余すところなく使用されました。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-12 14:51 | Comments(0)
お早うございます 江戸期の木綿 六尺看板です。
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こちらのお寺さんには、良寛が扁額を揮毫し ご縁があるようです。

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拡大画像をご覧いただくとお分かりいただけますが

木綿が非常に粗い紡ぎ方で その太さのせいで非常に分厚く粗い布の仕上がりとなっています。

江戸期の木綿着物は、地方ではこの「粗いアライ」規格がほとんどの土地でまかり通っていたようです。

実際には、赤更紗等に見ることができる 極めて撚りの緩い、打ち込みも緩い布味が 対極の優しい

木綿布として存在しています。

----赤更紗ほかに関しては、中谷弘子先生も自書で「取り替え木綿」等でその必要に迫られたことから生まれた存在として お話された例もありました。-----

江戸期の木綿を精査した時に
この緩い撚りの木綿布よりもヤヤ打ち込みよく仕上げている例が紋付などに散見されました。
このことからも、江戸期 上手木綿は、打ち込み強い木綿(緻密な織の木綿アイテム)を良しとし、ごく細く紡がれて絹に近いようであれば、最上級と思っていたのでしょう。そして、軽くて保温を兼ね丈夫であることが最も上級のアイテムに求められた必須条件と存じます。

古布 木綿に携わる仕事をしていますと 以前は、仲間内で「ぼこぼこ」な木綿などと称して 厚手の木綿を上級と捉えていました。並行して ほとんど見ることは有りませんでしたが、そこには世にいう「渡り木綿」の存在が」ありました。
「渡り・・・」と言えば 極細木綿を良きものと感じましたが、本邦木綿に関しては、極細のアイテムは即「時代が若い」と考えてしまいました。間が悪いことに並行して武家社会が独占的に大量に抱え込み、現代に遺されている上布と呼ばれる上手の麻は、その当時 儀式に使用されるアイテムで当然のごとく誰から見られても恥ずかしくないものを・・・ それこそ「こだわりの」アイテムでした。
それが 現代では 細手麻の無地紋付は、さもないものと言う扱いが多いようです。当然のごとく多ければ気に留めず、少数ならば自然とその希少性が我々の考えの中で重要性を増幅してくるわけです。
どんなものでもコスト次第で作り上げてしまう現代に 「粗い」手作りアイテムは、存在感を増してきたように思われます。

まさしく 現代と対極にある 物が少ない時代に・・・考えて考えて・・・工夫を凝らし 遺されたアイテムの中には、創意・工夫を感じさせる「遺伝子レベルのセンス」があり、一部の方々には、自然とそれに響きあうDNAが備わっているのかもしれません。

それは、手と「眼」で触れることを基本とします。


ではまた
by saiyuu2 | 2015-07-09 04:34 | Comments(0)