古布のご紹介


by saiyuu2

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お早うございます きょうは、子供の着物です。
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秋田地域で見られる 木綿の子供着物です。独特のシャープな感覚の筒描きです。

特徴は、裏地にあります 他の地域では、この裏地は見ることありません。  

それは、茜染だからです。ここ秋田の花輪に伝わった茜染の無地木綿を裏地に使用しています。

ここ以外では、江戸初期にその染め方は、途絶えてしまっていたようです。

東北の地で静かに受け継がれた 日本の茜染です。

江戸期の手で紡がれた木綿に染められると  誠に美しい表情が有ります。

誠に緩く手で紡がれた「癒される」木綿に染められたアイテムには、日本のテキスタイルの
触れて心地よい 見て癒される 良き風合いが有ります。

特にローカルサイドの優しい柔らかさ 江戸期の個々の家庭で家内の者の為に紡がれた木綿には、
量産品にない絶妙な風合いが有ります。それらは、不思議によく似た風合いを持ちます。

それが、日本の手仕事で作り上げられた 風合いのアートでしょう。

多くの日本木綿を見るとそのアイテムの背景によってそのアイテムの仕上がりに 相違があります。

より薄く 手触りが良く 軽いことを重視するアイテムは、都人など一部の特権階級にもてはやされましたが、現代に振り返ってみると

かえって 粗く 緩い 仕上がりが 現代のメタルな文化の中で 規則正しく作られた量産アイテムにない 癒しのアートを感じます。

それは、日本の自然植物染料と共にあります。

日本の片隅には、人知れず遺された 希少染め・織が、まだまだ有ります。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-28 03:06 | Comments(0)
お早うございます 岩手麻アイテム続けます。
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上の三点が玉山スっパと呼ばれる、鎧刺しです。

少し手の良いものは、下のように細かい色入りの型染が有ります。
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下の画像が、古いタイプの鎧刺しアイテムです。
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下のアイテムは、岩手・山形両地域の特徴を兼ね備えています。
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資料整理画像で申し訳ありませんが、23日の野良着 前後の時代、近隣地域の作例です。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-25 03:19 | Comments(0)
お早うございます 岩手の藍染麻アイテムです
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ここまでが、本来の内側です。


ここからは、表側です。
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良く使いこまれた岩手麻の型染 野良着です。

良い麻布に良い藍で染められた麻布は、野良着などで良さが最も美しく表現されます。
それには、手で紡がれた極厚手の麻布が不可欠です。
そして大変発色の良い藍によって煌めくような透き通った藍色を見ることができます。
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このアイテムの希少性は、ほどよく藍の染料が擦れ落ちた加減の良さにあります。

ほとんどの岩手麻 型染アイテムは、かなり使い込まれたアイテムが多く、ほどよいころ合いの擦れ具合アイテムは、希少です。なぜなら残されたアイテムの多くは、ダメージが多く、そしてそれを補修して着用することが、ほとんどなかったからです。
そのためほかの地域のようにダメージができた後につぎはぎをする「風習」が極めて数少なかったようです。
その分、単衣の穴あき物で残された物のほかに このようにさらに袷として再出発する方法が江戸・明治期には、あったようです。
その方法を我々は、鎧刺しと呼んでいました。それは、内部に古手を使い表側に新物を使い 袷としました。
今日、数多く残されたアイテムは、ほとんどが単衣の未使用ものです。それはそれなりに藍型染めの良さがあります。
昨今の襤褸ブームに応えられるような継ぎ接ぎアイテムはほとんどありません。存在は、ほんのわずかです。

その状態を「擦れ味」と呼ぶか、褪色と呼ぶか いずれにしろ「いい感じ」で表着としての着用を止めた何かの風習によって  このアイテムは、たまたま遺されました。

この地では、布を最後の小片まで使い切ることでなく、ほどよいところで再び全体をカバーして再利用する事を選んだようです。

そして、麻布のほど良き手触り 目に心地よい「擦れ味」が遺されました。


同じ時期に 多分アイテム自体がはるかに上級品と思われるものに くすんだグレーがかった表現のアイテムの存在を近隣で知ります。
この地では、たまたま現代感覚に通じる 良き藍染め、良き風合いの麻布の出会いがありました。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-23 04:25 | Comments(0)
お早うございます 馬掛け以外の岩手麻アイテムの一部です。
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小さめの幕です。

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多色染めの飾りひもです。この辺で岩手麻アイテムいったん休みます。


ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-21 04:44 | Comments(0)
おはようございます 岩手の麻馬掛け 続けます。
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このタイプのアイテムは、背におくアイテムか尻におくアイテムです。

こじんまりしたアイテムは、この様な筒描きで表現されるアイテムも かつては僅かですが存在しました。

その場合 染めが難しい麻アイテムでも整った構成の画面が展開されました。

繊細さを描き出すのがかなり困難な麻アイテムですが、そこは、「お大事」な御馬様の事ですから

大枚を叩いたと思われます。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-20 04:14 | Comments(0)
お早うございます 今日は、木綿 藍濃淡染め馬掛けです。
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つけ染で藍の濃淡のみ、 飾りを全く取り入れずシンプルさが印象的です。

簡単な型染 簡単な筒描き白場の色刺しも全くない この装飾性のない装飾品は、当時の人々にどのような印象を持って受け入れられたでしょうか。

この濃淡は、当時も良く目にする色あいであったはずです。なじみのある心地よい藍濃淡の対比は

活動に落ち着きをもたらす色調のアイテムだったことでしょう。

東北地方では、これに近いアイテムを他に2点みています。

一点は、全く薄いブルー一色の木綿アイテムで もう一点は藍の濃淡に家紋です。

こういうアイテムは、製作するのも簡単ですが、意外と遺されているものは少ないようです。

岩手地域では、ヒトが着るアイテムは藍の型染が多く遺されており 褪色しても心地よき使用感を持つアイテムが今なお多く存在します。

昨今流行の藍染めを中心とした濃淡の継ぎ接ぎ具合が面白いBOROなどは、藍使いにおいてこれらの馬かけアイテムと対極にある物でしょう。

いずれにしても 重要なのは、もともとの藍の心地よさでしょう。

藍の色も 地域によって亀覗きぐらいの段階でかなり藍の透明感に違いがあります。

目に心地よき薄藍を成す地域とそうでない地域とでは、仕上がりのアイテムにブルーとグレーの違いが有ります。
これは、藍の上級と思われる物がやはり武家の使用でその頂点にいる将軍家他大名の使用していた藍とそれ以外とでは、明らかに藍の質に違いが有るようです。かなりの分野の衣類で上質の藍は、位の高い人々に独占されていました。そのことは明治維新以後も暫くは、慣例のように続いたと思われます。

しかし、太平洋側の一般庶民、農民は、良き選択(移入ルート?)を得る機会があった為か、地域全体に武家に勝るとも劣らぬ良き藍使いが明治期に入って顕著になってきます。

そして、当然のごとく良い藍染は 馬の飾りとして用いられました。

いずれ人々の藍無地・型染野良着などを御紹介いたします。

尚、今回ご紹介の超シンプル馬掛けは、多分秋田、岩手県境付近もしくは、青森県境あたりで使用されたアイテムと思われます。馬が盛んな土地のアイテムでは、ありません。

ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-19 04:34 | Comments(0)
おはようございます 今日は、二点一組の馬掛けセットアイテムです。
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たまに,このクオリティーのセットもの馬掛けアイテムも以前は、散見されました。

一度5点セットの馬かけアイテムを見た記憶が有ります。それらは、分厚い麻地に型染で「市松」文様のみで家紋は、なかったように記憶しています。

前から 首掛け、前掛け、胴かけ、背中置き、尻かけの五点でした。この首掛け、前掛けなども今では、殆ど見る機会がなくなりました。


ではまた
by saiyuu2 | 2015-11-18 04:10 | Comments(0)
おはようございます 馬掛け画像です。
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by saiyuu2 | 2015-11-17 04:00 | Comments(0)
おはようございます 馬掛け画像です。
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by saiyuu2 | 2015-11-16 04:50 | Comments(0)
お早うございます しばらく馬掛けの画像だけ続けます。
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by saiyuu2 | 2015-11-15 04:34 | Comments(0)