古布のご紹介


by saiyuu2
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江戸期浅舞絞り木綿布 着物と同時期の他所絞りアイテムです。
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江戸期木綿布のここちよさをモニター画像でお伝えすることは、難しいのですが
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ここまでが江戸期浅舞絞り 熨斗目文様 着物木綿布の拡大図
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上記3画像が絹布・藍染木綿 西馬音内盆踊り衣装の木綿布の拡大図
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上記3画像が明治末大正期頃の木綿 浅舞絞り内着木綿布の拡大図

そして 江戸期の緩く織り込まれた木綿布による三浦絞着物の拡大図
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浅舞絞り木綿と三浦絞り木綿の拡大図を順に並べてみました。


1江戸期熨斗目文様 浅舞絞り 
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2江戸期西馬音内継ぎ接ぎ衣装
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3明治後期~大正期浅舞絞り 内着
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4江戸期三浦絞り 着物 木綿
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1,2の江戸期浅舞絞り木綿布は、手で紡がれていた木綿糸が使用されて指先で紡ぐ具合で若干の太さの違いが拡大図ではっきりします。
3の明治後期から大正期の浅舞絞り木綿布は、実見ほどの違いが拡大図には、現れませんが、手触りにかなり江戸期の厚布感と明治後期~大正期の薄布感を指先で捉えることが出来ます。
そして
4の江戸期三浦絞 着物の拡大図でもわずかに違いの分かる 織り込みの差を発見します。
このアイテムの場合 注文者の判断でまだまだ織布の仕上がりに差違が現れる時代だったろうと思われます。後世の紡績アイテムほとんどが、画一的です。
江戸期にこの織布の状態の差違は、史実にも残されるほど織仕事として残されています。具体的な用途の違いからも残されたアイテムでそのことは見る事ができます。
そして、多くの支持者を獲得したアイテムが後世に名のある物として残されました。

いずれも原寸大での目視の方が違いを判断する事が出来、レンズを通して見た布の拡大図よりも
手で触れ、実眼で見たものによりその差異が判断ができるように思います。

結局のところ人様に都合の良いアイテムと人様に癒しを与えた物が遺されたようです。
 

江戸、明治期と後の時代の布界に「癒しの違い」が有ります。

明日は、4の緩い織り込みよりもさらに緩い織り込みのアイテムをご紹介いたします。
蚊帳ではありませんが。

ではまた
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by saiyuu2 | 2017-11-29 14:53 | Comments(0)
江戸期の藍染め木綿 浅舞絞り 着物です。
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江戸期の浅舞絞り木綿着物は、求めに応じて染められ 注文主の好みに応じた文様が染められました。
このアイテムの図柄は、腰替わり文様でまだまだサムライスタイル(熨斗目)を意識したアイテムとなています。当然、男性の着用で暑い夏の日に汗をかいたら洗浄、水分をとり再び着用するを何度も繰り返したようです。
盆踊りは、夜半を過ぎるときわどい大人の時間となったようで、どのようにしても上物の着物で女性たちの気を引きたかったようです。
風紀を乱すとのことで歴史の上で一時期は、この行事は中止されていたようです。有り余る若いエネルギーの発散する絶好の舞台だったのでしょう。
絹物を継ぎ接ぎした女性用の衣装に対して絵羽柄で染められた浅舞絞りアイテムは、殆ど現存していません。 小紋柄的な通し文様に染められたものが現在まで遺されているアイテムのほとんどでした。
通し柄で染められた浅舞絞り藍染木綿は、時代を経て 着物の他に隣県青森の弘前地域で刺し子の表側の文様となって遺されています。

江戸期の木綿とそれ以降の木綿の風合いは異なり、江戸期のアイテムは手で紡がれたことによる
良き風合いを手触りに感じることが出来ます。
明治後半大正期には、機械で大量生産された薄手の均一的な木綿布に単調な絞りで藍染されました。
木綿の風合いを見ることでそのアイテムの製作時期を知るこたができます。
草創期の浅舞絞りは、良きアイテムを作ろうとする創造性を大変多く持ちます。

ではまた
by saiyuu2 | 2017-11-26 13:57 | Comments(0)