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唐木綿です。
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自然藍染料の中でも、透明感を出す「えーもん」使ってます。
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ここまでが内側 当時の植物染料が良く残っています。

ここから表側です。
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微妙ですが褪色具合をレンズは、捉えています。
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左側指さしたアイテム中央部の白い経ラインから右側の白いラインまでが織り一幅です。36cmです。
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緯糸は、茶染木綿のWスレードです。 
糸の縒りは緩めですが,織り具合がしっかりした厚手布です。
薄茶色は、目立つところに好まれた色目です。薄めの蘇芳に何かを重ね染したアイテムでしょうか。幕末の流行は,濃いこげ茶色と思います。
舶載の織木綿布は、色目が鮮やかでメリハリが大変印象的です。

植物染料の眼にも心地よく落ち着いた色は、濃い色目ですが本邦のお好みが濃く反映されています。
完成された心地よき手触りと色目は、本邦からの注文による舶載品なのか、本邦での舶載アイテムの正確なコピーなのか 巷では漠然とした伝承を聞くのみです。

いずれにしても

これが、本邦民族のDNAに喜ばれる心穏やかな表現法の一つです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-12-08 16:16 | Trackback | Comments(0)
庄内麻暖簾です。
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江戸期の庄内麻暖簾です。江戸期庄内では、商家で暖簾を使用することが盛んになりました。
画題は自由で自家の商いを表したり、祝儀物であったり 時には、その家の主人の哲学じみた表現がありました。

江戸期北前船が盛んでした。廻船商売で庄内は、地方ではありますが、米の流通等万物の流れが人々の生活を大変活気ある物にしていました。

その気質が庄内の染織を江戸、明治、大正期を通じて他に比類なきアイテムを生み出しました。
しかし、決して華美贅沢に走らぬ指導者とそれに同調した庶民の暮らしが、浮かれることなくつつましやかに歴史の中にありました。
そして庄内染織アイテム群は、お決まりの皆様よくご存じの刺し子等のアイテムからつつましやかに暮らす理念のもと布材となる物は何でも工夫という最大の創造力をもって世の中のただ一点のアイテムまでを生み出しました。
それらは、自家で使う以外に使用されることは無く「希少アイテム」と呼べる普段使いにたいへん有用なアイテムが庄内染織としてこんにちまで残されました。

中でも庄内暖簾は、代表的な「顔」として遺されています。

ではまた


 
# by saiyuu2 | 2018-11-23 13:30 | Trackback | Comments(0)
紙縒り織の帯です。
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時代的には、昭和期 戦後のアイテムと思われます。

半幅帯です。化学染料で染められた木綿糸を経糸に、緯糸は紙縒り糸が使用されています。

染められた木綿糸は、非常に細く 絹糸程度の細さです。紙縒り糸に関しても 撚りが全体的に緩い感じで 多分 洋紙が使用されています。帯のところどころに縒りが戻った開きが見られます。

物のない時代の産物だと思います。戦後何年か過ぎると戦前とまったく異なった素材が多用されることとなります。
人にとって誠に心地よい素材は、素材に関係なく用途にフィットした織物、不織布が使用されるようになるようです。
現代の工業生産物は、江戸・明治期の人たちにはとても考えの及ばぬアイテムとなりました。

自然素材だけが存在した時代 人の手で作られた織物には、一つ一つに捨てがたき思いが込められています。  それらは、かろうじて現代に遺されました。

ではまた


----その昔有難くお上から頂戴した仕事の中から給金の他に僅かばかりずつ良いアイテムの素材は頂戴することができました。素材の原材料となる物でも極上の部分は、お上に差し出すアイテムとして、極上品を生産し、不要な粗雑品は有難く頂戴できました。そして僅かづつでも頂戴した良き素材を 知恵と工夫で人に適合できるアイテムを作り出し、僅かづつでも庶民の大切なアイテムは、遺されました。そのアイテムは、家族が快く使用する為の創作力を持ちました。現代では、その創造力を「Folky」と感じることが出来るでしょう。希少アイテムは、こうして遺されました。-----

後に良質素材がたやすく入手できるようになってもその創作意欲は、ある時期まで伝承となって受け継がれました。-----
# by saiyuu2 | 2018-10-30 00:11 | Trackback | Comments(4)
庄内 遊佐 紙縒り 野良着 浜法被
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襟の内側「襟芯」の上部に遊佐地域の特徴的な刺し子がWスレード刺し分けで刺し子されています。
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木綿白糸で刺し子されて、藍-浸け染でわずかに藍染されています。
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同じ藍染め木綿布内で刺し子の柄をさし分ける手法は、明治末期・大正期・昭和期の中でも古様を示す遊佐刺し子の刺し子手法です。
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内側背中部分に木綿布が合わせてあり飛び飛びですが、直線で刺し子されています。
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紙縒り緯糸が二本、木綿緯糸が一本の繰り返しで 経糸は、木綿糸です。侍アイテムのように緯糸が全て紙縒り糸では、ありません。しかし 本体部分は完全に藍-浸け染です。
それは、侍の紙縒り藍-浸け染アイテムに染め方が大変よく似ています。
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一般的な紙縒り糸を含む庶民野良着とこのアイテムを見比べてみました。
一般的な庶民野良着アイテムより細身が印象的な遊佐刺し子の流れをくむアイテムです。
遊佐刺し子は、通常薄手の作りで他の庄内地域刺し子野良着より細身です。それは、紙縒り糸が織り込まれた野良着でも同様です。
脇の刺し子部分は、大きめのそろばん刺しです。
胴体部分の刺し子は、表側もほとんど目立たぬ程度に内側の木綿がズレぬように必要な刺し子のようです。何かの文様を示すものではありません。

このアイテムは、襟部に隠される刺し子の襟芯に
何かの意味をもつようです。この襟刺し子は、ここに付ける為の物でしょう。

形がこの部分に付けるためのオリジナルです。


ではまた
# by saiyuu2 | 2018-10-01 00:01 | Trackback(15) | Comments(0)
庄内 紙縒り 野良着 です。
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庄内 庶民の紙縒り 野良着です。
木綿裂き布糸と紙縒り糸を緯糸、藍染された木綿糸を経糸に使われています。

このアイテムは、野良着 袖なしに織りあげられた後 数回藍染されています。
元々藍染されていた木綿布の裂き布と白っぽい紙縒り糸が藍浸け染されて藍の濃淡が表現されています。藍甕につける回数が僅かな場合、この様に縹色の感じが現れます。
もともとの古手藍染め木綿裂き布と紙縒り糸のコンビネーションが藍染め濃淡を作り出します。
木綿裂き布の太さで 当時の人々は、クッション性・保温性をうまく利用したのだろうと思います。感触は、そのようなことですが、お金に余裕があり 見た目を楽しむことが出来る所有者は、このスタイルの美しさを野良着に求めました。
脇のサイドベンツは、柿の花文様と杉綾文様の刺し子がされています。川南地域のスタイルです。

素材は、木綿と紙縒りそして フォームは、袖なしスタイル 染めデザインは、木綿・紙縒りを素材とした場合色んなデザインのバラエティーを各自が楽しんだようですようです。

紙縒り緯糸を持つ百の袖なし野良着は、百のデザインスタイルを持ちます。

何かとのかかわりあいがそれを生み出したようです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-09-30 16:51 | Trackback | Comments(0)
庄内アイテム 一休みします。 元禄期の友禅染縫い紋付小袖裂他の寄せ裂襦袢です。
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胴体部分は、江戸末期の木綿縮緬です。
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元禄期 特有の友禅染技法が随所に見られます。
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紫と白の境界は、ボカシで染め分けされています。
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元禄期の細く鋭い糸目染め、極細の墨書きの線など細かい技巧に優れた技術が見受けられます。

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植物染料特有の穏やかな紫色地に美しく白い色糸が印象的です。
極細紫色糸も桐紋の葉脈を表すには、十分イイ感じの細さです。
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元禄期のおおらかで柔らかい糸で構成された縫いかげんの緩い縫い紋です。
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元禄期の小袖アイテムは、その以前の寛文期のアイテムの細部が緻密な美しい仕事を
制作方法の簡易化によって当時の求めに応じた美しい小袖があらゆる身分にいきわたるように
量販生産を容易にした友禅技術です。
それは、非常に好評を博してイズレあらゆる階級の女子に好まれたようです。
草創期の友禅技法は、大柄主体の寛文期の「がらゆき」を継承するようなデザインが多いようです。
その後、少し画一的な紋様にデザインを頼るようになってきます。
とはいえ すべてを植物染料で染めだし今なお褪せることのない色をこんにちに伝えています。
 
 現代まで鮮やかに遺された大胆な色彩構成は、褪せることのない希少アイテムです。
そして、植物染料から絞り出された「心地よい色」アイテムです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-09-27 17:22 | Trackback | Comments(0)
庄内 紙縒りアイテムのイレギュラーものです。
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藍染された木綿布と紙縒り布が合わされて、刺し子されているアイテムです。
木綿糸のWスレードで刺し子されています。内側の紙縒り布は、引き染めで藍染されています。
紙縒り布のよくある浸け染では、ありません。形から判断して川北地域のアイテムです。
庶民の作業着です。

通常の刺し子アイテムは、木綿布と木綿布を二枚もしくは三枚重ねて刺し子されています。
 A--- 紙縒り糸と木綿糸で織られたアイテムは、単衣アイテムの場合 形が仕上げられた後 
藍の浸け染されます。これは侍アイテムと思います。
 B--- 紙縒り緯糸、裂かれた木綿布緯糸、藍染された紙縒り緯糸、木綿糸を束ねた太目の緯糸と
    藍染された木綿経糸で織られた庶民の紙縒り布アイテムグループ。
これらA,Bのどれを見ても木綿布と紙縒り布 布と布を合わせて、刺し子されているアイテムは、例がありません。
紙縒り布は、特権階級がふんだんに素材を揃えられるアイテムです。アイテム全体を同じ紙縒り布でそろえることが 常々使用者の為に心地良さを生み出してくれる理由です。
木綿布は、元より庶民がそれの使用を有難く許されたアイテムです。

互いの身分を示す着衣にボーダーラインは有るようです。緩い緩い境界線だったとおもわれますが、 紙縒り布、木綿布が刺し子野良着の裏表で同時に一つのアイテムの中に存在する事は非常に稀です。

さりとて織物、縫い物を引き受けているのは、一般庶民です。よほどの厳しいおきてが無い以上は、たまにこの使用感の良い素材を「内緒で内側に」心地良く ばれないように使ったのでしょう。

「これは、ちょっとまずいゾ」が、証拠として遺されました。

ではまた

追伸
他にもご紹介する庶民の紙縒りアイテムが幾つかあります。
今回のこのアイテムは、出番がもっとあとがよろしかったかもしれません。
# by saiyuu2 | 2018-09-18 17:11 | Trackback(7) | Comments(0)
庄内 紙縒り織布でできた野良着です。明治期のアイテムです
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他部分とは別に藍染めされた部分です。
先染めで藍染めされた紙縒り糸をこの辺りの部分だけに使用されています。
守らなければならぬ規格があるわけでなく、なんとなくのシバリが柄行を決定しています。
意識した事柄は全くないようです。限られた範囲ですが自由です。
8番以降のアイテムをご覧いただけるとご理解いただけます。
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庄内では、江戸期~明治初期の国中がバタバタした時期でも地元が裕福な御かげで貴重な木綿糸をふんだんに使用したアイテムが作られています。
このアイテムも先の1~7アイテムのような規則を持った仕上げではなく、仕上がりは自由です。
制作時の基本素材が充分に足りていたわけもなく、そこそこ形のシバリは持ちますが 遺された素材だけで製作されることが当然のことでした。

裕福な土地では支配階級者が素材をフンダンにそろえて与えられることで 製法もフォルムも法則性が生まれ面白みのない堅い固いアイテムとなり(確かに見映えの統一感は、ふんだんな素材から生まれますが)素材が足りないところを工夫して作りだした被支配者アイテムの面白さなど湧き出るはずもありませんでした。

シバリなく楽しみながら製作されたということでしょう。
こんにち 楽しめるアイテムは、全てが足りない窮屈な中の「反発」を観ているようです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-09-17 13:39 | Trackback(1) | Comments(0)
庄内地域の紙縒り ぜんまい等が織り込まれた 野良着です。
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川南 鶴岡あたりの仕事着です。
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脇の刺し子 内側から見た画像です。
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かけ襟が崩れ十字絣と異なります。
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庄内の庶民が使用したと思われる仕事着です。 紙縒り糸 藍染された木綿裂き布 ぜんまい他が緯糸に織り込まれた仕事着です。

遺された糸素材で紙縒り糸と藍染された裂き織布を中心として段替わりに織られています。その中の藍染め裂き木綿布に少しずつ薇綿がミックスされています。 
ゼンマイ布とは、木綿繊維の中に薇綿がミックスされて織り込まれたアイテムと聞いてます。

統一された規格を持った商品として製作されたアイテムと違い、所々に織者の都合で横糸の紙縒り糸の次の段に変化が付けられています。段替わりに紙縒り糸を並べることだけが守らなければならない決まり事であったようです。

全体が同一素材で織り込まれたアイテムでは、ありません。

太い撚りの紙縒り糸なども飛び飛びに織り込まれています。先にご紹介した1~7の紙縒り緯糸で織り込まれたアイテムとは、異質です。

結果 1~7のように規則正しく経糸にすべて木綿糸、緯糸にすべて紙縒り糸としたアイテムは、規則性を持つ紙縒り織アイテムが必要だった身分の人々の為 製作されたもの思います。
全ての素材がきちんと揃えられて織られ 同一素材が充分調達可能な人達の「贅沢な」アイテムでした。
このアイテムには、労働の痕跡は、ほとんど見られません。江戸期に余分に作られたか、見本としてつくられたか。

江戸期末、明治期に作られた希少なアイテムは、偶々遺されました。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-09-01 18:08 | Trackback(2) | Comments(0)
庄内 紙縒り 野良着です。
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5までの庄内 紙縒りアイテムとは、少し違う部分が有ります。
袖形は、オリジナルで江戸期のアイテムと同様ですが、前身ごろに衽が付いてない状態です。
6は、刺し子の衽を付けて伝承形を保っています。刺し子衽が無い6のオリジナル形は、このアイテムと同様の長袢纏形です。かけ襟布に崩れ十字雨だれ絣布がないことから既に外されたのか  
もしくは、この時期に その風習がかなり薄れた結果と思われます。
この辺りから風習の形に縛られること無く 都合の良い形に変化していくようです。
軽くてそこそこの耐久性がある紙縒り素材自体は、そのまま使い良いアイテムであったようで、
次の使い善きアイテムの登場を待つようです。

遺されたアイテムには、その歴史の流れが現れるようです。

ではまた
# by saiyuu2 | 2018-08-29 17:08 | Trackback | Comments(0)