古布 木綿 刺子 庄内 Cotton Sashiko Japanese Antique Textile
2014年 09月 24日
ここから 内側です
この時代になると、木綿布は、紡績糸と手紡ぎ糸が 混ざって使用されているようにみえます、精査する事が 今後の課題です。 時代背景と共に刺子布は、変化します。
Wスレードで刺していますが、表面の縮緬しわのようなものは、「しぼ」が薄く ゆるい感じです。
もともと布の強化のための二枚重ねと刺し 外からの強い接触を緩める為(および保温の為)の「しぼ」と思いますが、画像からこのアイテムを見る限りでは、外表面の僅かな「しぼ」に比べて内側は、「しぼ」が殆どありません。
このアイテムは、裂き織のように丈が長めなので 浜側の使用アイテムと思いますが、こんな感じだと 保温効果は、わずかだったろうと思います。
この時代 それさえも大事なことだったのでしょう。 ではまた