古布 木綿 紙縒り 引き回し Japanese Antique Textile Koyori
2018年 04月 23日
粗撮りの画像ありました。
藍染された木綿糸を経糸に緯糸に紙縒り糸が使用されています。
確定は、できませんが 諸般の検証から明治期末から大正期の製作と位置付けました。
この時期は、良い木綿糸が容易に入手でき紙縒りも同様であると思われ 他に優れた素材が一般的な
ご時世に紙縒りの心地よさを知った人々が数少ないアイテムをわざわざ求めたと思います。
伝承が身に染みている人々の考えが実現されたアイテムです。
これ以前の時代へさかのぼっても裕福な庄内地域の人々は、紙縒りを大変好都合な素材としてかなりの数量使用していたようです。
続いての画像は、紙縒りが使用されたアイテムの粗どり画像です。
お馴染みの「おつづれ」野良着です。
他にも これは、かなり異端の羽根織のような木綿・絹物布材織り込み 緯紙縒り織 荷ずりです
通常考えられる 紙縒り織と木綿布の組み合わせです。
絣木綿布と紙縒りの布団皮です。どちらが表かわかりません。 たぶん絣側でしょう。
庄内地域の紙縒りアイテムです。巻物は、緯糸が紙縒り糸です。経糸は、麻糸です。
庄内地域で数点だけ採集された。紙縒り仕事着アイテムの粗撮り画像です。
江戸期の藍浸け染 アイテムは、画像見つけ次第 ご紹介いたします。
でわまた